今日はイタリアデザイン界の巨匠『エットーレ・ソットサス』について。
http://www.e-dono.com/designer/sottsass.html
DONO商品にもこの巨匠が手掛けた作品を多数販売しています。
時は2004年にさかのぼり、場所は世界文化遺産の京都・醍醐寺。
『エットレ・ソットサスの目でとらえた「カルティエ宝飾デザイン」』展
が開催されました。
醍醐寺霊宝館は、2003年に文化創造の発信地として生まれ変わり、新進芸術家に広く開放されています。
その一環として行われたのがこの展示会。
私はこれまでに、『薪歌舞伎』等で数回訪れています。
とても魅力的な催しが多いのでおいおい、ブログでご紹介しますね☆
この展示会の監修と、演出・構成は建築家であり、デザイナーであるソットサスによるもの。
ソットサス自身が展示品となるカルティエのアンティークジュエリーを選ぶという、まさにソットサス独自のデザイン視点でとらえたカルティエ。
展示空間に必要なもの・・・
「 完全な穏やかさと静寂 」とEttore Sottsass(ソットサス)は述べています。
50の展示ケースは小さな寺院となり、神聖なジュエリー200点を収めているのです。
展示ケースのデザインにも、そこかしことソットサスを感じます。
会場全体の照明は暗く、寺院の胎内にいるかのような静寂に包まれていました。
照明によって、ジュエリーだけが浮かび上がり、蛍のようなはかなくも妖しい光を放ち、その幻想的な雰囲気に圧倒された私は、足元がフワフワするような感覚を覚えました。
この不思議な感覚は、後にも先にも、どの美術館でも体験したことがありません。
おぼつかない足取りで会場を出てからは・・・やられました!
時は春。
そう、桜の名所『太閤秀吉の醍醐桜』が満開だったのです。
これこそ・・・
ソットサスの真の狙い。
観覧後も、その夢の世界は続いていたのでした。
90歳ソットサスのデザイン活動自体がもはや「神の領域」なのでしょうね。
DONOで取り扱っているEttore Sottsass(エットーレ・ソットサス)の作品↓
日常に天才の息吹をプラスしてみてはいかがでしょうか。
フラワーベース「アズーロ」
http://www.e-dono.com/product/flower/azzuro.html
フラワーベース「インディゴ」
http://www.e-dono.com/product/flower/indigo.html
センターピース「チェレステ」
http://www.e-dono.com/product/center/celeste.html
センターピース「ローサ」
http://www.e-dono.com/product/center/rosa.html
キャンドルホルダー「ルーチェ ディ セーラ」
http://www.e-dono.com/product/candle/luce_sera.html
キャンドルホルダー「ルーチェ ディ ルナ」
http://www.e-dono.com/product/candle/luce_luna.html
キャンドルホルダー「ルーチェ ディ アモーレ」
http://www.e-dono.com/product/candle/luce_amore.html
キャンドルホルダー「ルーチェ ディ ステッレ」
http://www.e-dono.com/product/candle/luce_stelle.html
キャンドルホルダー「ルーチェ ディ メザノッテ」
http://www.e-dono.com/product/candle/luce_mezzanotte.html
キャンドルホルダー「ルーチェ ディ チェーナ」
http://www.e-dono.com/product/candle/luce_cena.html
エットーレ・ソットサスのカルティエ観
公開日 : / 更新日 :
「シャガール展」