148.7:500:226:0:0:1112gate:left:0:1:ル・トラン:
箱根にあるラリック美術館に欠かせない存在がオリエント急行
「いつかはオリエント急行で旅したい」
というお話はあちこちで耳にします。
憧れの存在ですよね。
257.2:500:419:0:0:1112all:left:0:1:オリネント急行1等車 1929年製:
その旅費を聞いてなかなか実現するには難しいなぁとつぶやいた私。
でもここラリック美術館では実際に使用されていた車両が展示されていて中でお茶ができるのです。
内部のインテリアに関する丁寧な説明とおもてなしで気分は欧州のレールを走っています。
オリエント急行の車両の内装はラリックが手掛けたもので、現役時代とほぼ変わらない状態で使用されています。
欧州から、日本へ輸入し、箱根の山々まで、気の遠くなるような長い道のりと、莫大な費用を投じて運ばれてきたそうです。
254:500:415:0:0:1112teaset:left:0:1:ティーセット:
まさに究極のロマンの世界ですよね。
ティータイムを過ごした1等の食堂の壁面にはラリックの作品が。
ワインの神さま バッカスがモチーフ。
鏡面加工されているので、光を浴びると反射し美しく輝きます。
天井照明ももちろんラリック。
47.5:412:550:0:0:1112sofa:left:0:1:車内調度品とソファセット:
モチーフは現在のところ不明なようですが、花弁のような形をしていました。
また、テーブルスタンドはシルバー製で優しい光を放ちます。
家具は広がりのあるドレスでもゆったり座れるよう幅が広くなっています。
そのため、大型の家具や調度品を中に入れてから、列車が製作されたそうです。
列車を解体しない限り、二度と椅子は取りだせないのです。
ソファの張り地と絨毯が同系色でまとめられいて車両という決して広くはない空間がうまくまとまっています。
こういうカラー使いは発想になかったので勉強になります。
38.1:461:550:0:0:1112glass:left:0:1:ラリックガラスのレリーフ:
こちらの車両は1929年製。
インテリアのプロもお好きな方も一度は訪れてみては・・・と思う場所です。
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