カーペットをファッションのように楽しむ

イタリアのエミリア=ロマーニャ州ピアチェンツァに本社を構えるシータップ社を見学してきました。見たことのない面白いカーペットやラグが世界中から集まっていて、展示の仕方もドレスを眺めるような感覚で楽しめました。テイラーメードのスーツのように、カーペットのオートクチュールとしてブランド展開し、急成長中。今まで結構な数のイタリアのショールームに行ってますが、ここが一番好き。使用シーンごとに細かく仕切るのではなく、ひとつの大空間をドラマティックに演出。日本のインテリアのショールームもこういう形になっていくのでしょうね。

どれにしょうかな・・・柄も色も質感もどれも個性的で見ていて飽きません。

fashion, art, design, creativity

シータップ社は2019年のミラノサローネで「ファッション」「アート」「デザイン」「クリエイティビティ」の4つのキーワードをあげていました。
これからの時代のインテリアを語るには欠かせない要素ですね。
カーペットって床に敷くものでしょ・・・だけでなく、ファッションであり、アート。デザインとクリエイティビティから誕生したカーペットを、タペストリーのように壁に飾ったり、テーブルに敷いてもいいんです。使い方・飾り方も人それぞれなんですよね。

ジャングルがテーマのピンク・フラミンゴのカーペットのテーブル。おいしくランチしました。

フードも完璧なデザイン。テーブルデコレーション

イタリアのインテリアのショールームでのおもてなしで、一番感動するのはフードデザインの美しさ。完璧なテーブルコーディネート(デコレーション)で、美しいオードブルや使い捨てのテーブルウェアまでとにかく素敵。
キレイすぎて食べるのがもったいない・・・と言いつつ、しっかり食べちゃいますが(笑)味もそこは、料理大国イタリア、目にも舌にも美味しい。

見た目も味は最高。そして何よりヘルシーなイタリアのフードデザインの世界。

イタリアのデザイン関係者は健康とスタイル維持が必須(特に若手)で、ヴィーガン、グルテンフリー、ローフード等が徹底されています。

鮮度の高い情報を世界に発信

自分で商品を撮影することもあるので、こういうシーンを見学させてもらえると一気にテンションMAX。ちなみにスタジオもショールーム内にあり、かなりオープンです。世界中から届くカーペットやラグを撮影し、鮮度が高いうちにウェブサイトやSNS等で情報発信されています。

ショールーム内のオープンスタジオで、商品撮影されていました。

世界中のカーペットが集結。巨大な倉庫

クライアントの要望に応じて、洋服の生地を選ぶようにカーペットをセレクト。プロジェクトに応じて、サイズや形を細やかに調整します。1点からセミオーダー可能。ショールームにカタログが揃っていますので、お気軽にご覧になってください。

カラフルなので巨大な洋服の生地のように見える倉庫内のカーペットのストック。
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