最初の出会いがこの龍の筆箱。古典だけど斬新

今月から、DONOに新しく加わったアートのご紹介です。
イギリスをはじめ、欧米のギャラリーで個展を開催されるなど、国内はもちろん海外でもご活躍中のセラミック・アーティストの藤吉憲典さんの作品です。

磁器製のコンテンポラリーアート。
古典的な文様を多用されているけど、造作は自由で古くて、新しい。

スタイリッシュなデザインのゼブラ。でも古典柄なんです。

アーティスト・ステートメント

アーティストステートメント とは、 作品の目的、制作の動機、制作やアイデアの発展の過程を記すこと。海外では必須。

アーティストステイトメントの中に印象的な言葉を見つけました。

「伝統技法で新しい表現を生み出す」

何ともお行儀のよいカエル。西洋でも幸運の象徴ですね。

2011年、当時は佐賀県にあった窯を訪問させて頂いた時、藤吉さんの作品を見た時に感じたこと、そのもの。

もうあれから9年も経っていることに驚くばかり・・・。
こうして、DONOで作品を扱わせて頂く日が来るとは、感慨深いものがあります。

西洋の古典柄をまとったサイ

現在は福岡県津屋崎の素敵な町家を拠点として、創作活動されています。
日課の海辺の散歩でアイデアを膨らませるそう。
趣きのある店舗でじっくりと作品が鑑賞でき、購入可能。
素敵な藤吉ご夫妻に出迎えて頂けます。
私もまだ行けてないので行かねば。

出た!私の大好きな半立体作品。な~に?と見下ろすゼブラの表情が何とも愛らしい。

日々の暮らしにプラスして欲しいインテリアアートです。
どの作品も穏やかで、やさしい気分になります。

東京で藤吉さんのコンテンポラリーアートを常設で作品を扱わせてもらうのは異例のこと。
たくさんの方に見に来て頂けたらうれしいです。