146.2:700:477:0:0:1119a:none:0:1:「手の平」が印象的なイタリア・トスカーナ産「植物タンニンなめし革」協会のマーク:
先日、イタリア文化会館で開催された、イタリア・トスカーナ産の「植物タンニンなめし革」の理解を
深めるイベントに行ってきました。
大盛況で皆さんの関心の高さがうかがえました。
224.9:350:468:0:0:1119e:none:0:1:イタリア文化会館ビルエントランス:
植物タンニンなめし革とは、原皮を石油でなく、植物のエキスでなめしたものを言います。
製法はルネッサンス時代を起源とし、現代のテクノロジーとの融合でこれまで難しかった細やかな色表現
や加工が可能になりました。
最近では、Louis Vuitton などのラグジュリーブランドが採用し、環境と人にやさしい素材として注目されて
います。
高価で希少性が高いのも特徴です。
450.1:700:523:0:0:1119b:none:0:1:豊富なカラー、個性的な仕上げの植物タンニンなめし革のディスプレイ:
今回のイベントを主催しているのはイタリア・ミラノで開催されるマチェフのバイヤーとしてご招待頂いた、
イタリア貿易振興協会(ICE)でした。
印象に残ったの植物タンニンなめし協会の方のお話。
「我々はただ物を売りたいのではありません。イタリアの文化として理解して欲しいのです。」
DONOでは5年前からイタリア・トスカーナ産の「植物タンニンなめし革」を使用した革製品を多数取り扱って
います。特にイタリアのアルテ・エ・クオイオ社は植物タンニン専門の革小物メーカーで珍しい存在です。
植物タンニンなめし革の最大の魅力は経年変化にあります。
世の中、アンチエイジングと叫ばれていますが、エイジングしていく「革」にこそ魅力があります。
90.6:350:262:0:0:1119c:none:0:1:植物タンニンなめし革協会による講義:
使った人によって、植物タンニンなめし革はまったく違ったものに変化していきます。
新品の状態では天然の大量の油分で革は十分に潤っています。
その後は、ユーザーの手の脂や光などの環境によって色の濃淡や、ツヤの出方に1点1点個性が出てきます。
ふたつとして同じものは存在しません。
201.8:350:468:0:0:1119f:none:0:1:イタリア人写真家オリビエロ・トスカーニ氏のフォトシューティング:
当店のお客様は革好きの方が大変多いのですが、「植物タンニンなめし革」をご存知の方は少ないです。
実際に手に取って見て頂くと、石油でなめしたものとの違いに皆さま驚かれます。
ご興味のある方はぜひご来店頂いてお確かめくださいね。
☆”1クリック”にご協力くださいませ☆
にほんブログ村 インテリアブログへ