遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

本展のご協力をされている画廊さんからご招待券を頂いていたので、2025年早々に大阪中之島美術館で開催されている歌川国芳展に有難く行ってきました!今年は百貨店がお休みだったこともあり、初売りの代わり⁈に、初美術館💛

画廊さんとは以前、弊社が開催したインテリア&アートイベントにご協力いただいた関係で、私の実家の会社の大阪事務所と店舗1階に本展のポスター貼りとチラシ配布をさせて頂いています。事務所から中之島公園を歩いて、美術館に到着。

お正月三が日だったにも関わらず、大盛況!日本の古美術に触れると、お正月感が増して、いつもより良い年明けとなりました。

国芳の水滸伝シリーズで一番好きな作品が冒頭に展示されてありテンションMAXの私。五重塔が縦3枚続きに描かれた吉野山合戦のスケール感、構図の取り方が圧巻でした。同じく縦3枚続きの文覚上人那智の滝荒行が並んで展示されていたのですが、水の青と五重塔の赤のコントラストが素敵でした。北斎などで横パノラマの3枚続きの風景がはよく見ますが縦もいいですね!

さらに本展は国芳には珍しい浮世絵肉筆画が数点初公開されていました。事前に今回のハイライトだと伺っていたので楽しみのひとつでした。浮世絵とは違う画風で、国芳の新しい一面を見た気がします。国芳の肉筆画はまだまだ研究の余地があるそうで、これからが楽しみです。

染物屋に生まれた国芳は江戸を代表するアーティストであり、優れたデザイナーでもあります。着物の柄などを見ると、今の感覚でもハッとするような斬新な構図と色彩感覚に魅了されます。

温故知新 ― 古きを訪ねて新しきを知る

2025年は時代の転換点とも言われているので、上記キーワードとして、過ごしてまいります。また、アートイベントを企画したくなりました。

本年も皆さま、よろしくお願いいたします!