会期終了直前の「ウィーン工房」展に行ってきました。
ヨゼフ・ホフマン等、モダン家具に多大な影響を与えたデザイナー等の作品を多数見ることができました。
今でこそ、当たり前になっている、企業ロゴの入ったレターセットや見積書、請求書を使用していたウィーン工房。
当時としては、その手の企業ブランディングは画期的だったそう。
今、ちょうどお店の新しいロゴを考えているところなので、考えさせられました。
ウィーン工房の経営スタイルは、DONOが現在、取り扱っているイタリアメーカーと同じ。
粗悪な大量生産品を否定し、手作りでよいものを届ける。
経営者、デザイナー、職人の3者が密接な関係にあるのが特徴。
顧客が本当に求めているものを企業が企画、デザイナーが具現化し、最後に職人が製作する。
DONO製品とまったく同じプロセスで、ウィーン工房は20世紀初頭にすでに実行していたことに
驚きです。
花器やテーブルウェアなど、今見ても、おしゃれだなと感じるデザインもありましたよ。
曲線の多い有機的なデザインは、ハンドメイドならでは。
今週の火曜日で終了ですが、モダンデザインを愛する方にはおすすめです[にこっ/]
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ウィーン工房 モダニズムの装飾的精神 in 汐留ミュージアム
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