大阪リッツカールトンで、インテリア産業協会主催の「インテリアジョイントフェスティバル」に行ってきました。
今回は大阪出身のデザイナー喜多俊之氏の講演があり前々から楽しみにしていました。
日本で喜多氏と言えば、シャープのAQUOSのプロダクトデザイナーとして有名なのでしょうか。
私はイタリアで最も活躍するデザイナーとしての印象で、MOROSOやCassinaの家具デザイナーの
イメージの強い方です。
講演のテーマは・・・
「インテリア未来」
~台頭するアジアのインテリア産業~
~ミラノからの新しい風~
イタリアのインテリアに関わる会社の大半が60年代から70年代にかけて設立されています。
DONOが取引しているインテリアメーカーも例外ではありません。
講演にもありましたが、その理由はイタリアがライフスタイル重視へと国の方向性を定めたからです。
イタリアの「デザイン大国」として起源です。
ホームパーティの流行とともに「衣食住」の中で「住」を重んじるライフスタイルふぁ確立されました。
結果、質のよいインテリアを生む土壌がイタリアに生まれたのです。
氏の話は私が生まれる以前の話、そして、まだ日本に和伊辞典が存在しない時にイタリアに渡られ、
現在まで第一線に活躍されているのですべてのお話が勉強になりました。
アジアの台頭の話で、家電もしかり、韓国や台湾などにはすでにデザイン性ではすでに負けてるなぁと
感じますが、中国も国家レベルで「デザイン資源」を掲げているとのことで安穏としていられないの
だと知りました。
日本にしかない「美」はたくさんあるし、イタリアに行くと「日本は美しい」と賞賛されます。
DONOでは今後も微力ながら、日本の良さを伝えつつ、イタリアのデザインに学んでいこうと思います。
喜多俊之氏講演「インテリア未来」
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