イタリア・トスカーナ　インテリアフェスティバル2009

■□お休みのお知らせ■□
１１月１８（水）・１９（木）は誠に勝手ながらお休みさせて頂きます。
ご注文は通常通り、承っております。
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先日、東京ビッグサイトで開催された「インテリアフェスティバル２００９」に行ってきました。
今回の目的は初出展となるイタリア・トスカーナ州プラート県のデザイン展示を見ること。
ユーロになった頃から、不況の続くイタリアは昨年からなお一層不況と聞きます。
落ち込んでばかりいられないので、彼らは面白い試みをスタートしたそうです。
「製品の見直し」
トスカーナ州にある異業種のメーカー３２社が持っている専門性の高い技術を出し合い、今まで
にない新しい製品を作ろうといった活動。そしてトスカーナの活性化に結びつけています。

そのメーカーを繋いだのは一人の女性デザイナー、サブリナ・フォンタニーリ氏です。
直接、お話しさせて頂く機会を得ました。とても明るくチャーミングな女性なので、気難しいで
あろういろんな分野の職人さんをまとめることができたのでしょう。
私の下手なイタリア語にも気さくに付き合っていただきました[いやー/]
全部で１８あったプロトタイプ（試作品）は、フォンタリーニ氏の愛車やヴェスパーのタイヤを
使ったテーブルセットや、ボッティチェッリやクリムトの絵を織り込んだゴブラン織りのドレス
などユニークです。

家具では、木製本棚に一切の接着剤を使用せず、布地を圧着させる技術でカラフルでポップに
仕上がっていました。個人的には布地会社のデザイン力に圧倒されてしまいました。
「ルービックキューブ」からアイデアを得たクッションはつなげることで、スツールやソファに
なったり、ベッドに変身します。
イタリアも住宅事情が様変わりし、どんどん家が小さくなる傾向にあり、多目的な家具が要求
される時代となっています。
「コンパクトで多目的」
雑貨類では女性デザイナーならではの気の利いたコンセプトと、多目的なものが並びます。
パーティーに役立ちそうなアイテムは、イタリアらしさが溢れていました。
パーティー文化の根付く欧米のパーティーアイテムのデザイン性と機能性の追及はさすが！！

ＤＯＮＯの革製品はトスカーナ産ですが、有名な布の産地でもあるとは知りませんでした。
ゴブラン織りやフェルトの美しさに魅了された１日でした。
すっかり、トスカーナ・プラート県に行きたくなった私です。